年中無休 お電話での受付時間 10:00~19:00072-200-2829
食べ過ぎ、飲み過ぎによって起こる胃もたれの不快感に、度々悩まされている人も多いのではないでしょうか?胃の不調があっても、大切な接待やパーティーなどがあって外食しなければいけない日が続くと、なかなかツライですよね。
この記事では、食事や飲酒による胃もたれの予防法と、対処法について紹介します!胃もたれを引き起こす原因になる食材や、胃に優しい食材なども紹介するので、是非参考にしてみてくださいね。
胃が重くムカムカしたり、キリキリ痛んだり、食欲がなくなるといった症状を引き起こす胃もたれ。胃もたれの原因には、食べ過ぎや飲み過ぎ、ストレス、加齢、妊娠などが挙げられます。特に、食べ過ぎ・飲み過ぎで胃もたれ気味になったことがあるという人は多いのではないでしょうか。
一度に多くの食事を食べると、消化に時間がかかるので胃もたれ気味になることがあります。また脂っこい食事も、油を消化するのに時間がかかるので胃もたれの原因になります。胃粘膜を荒らすアルコールの過剰摂取も要注意です。
普段から胃もたれになることが多い人は、食事のパターンや嗜好品などを一度見直してみることが大切です。
「生活習慣を改善したけど、胃の不快感が良くならない」「症状が悪化してきている」という人は、飲み過ぎ・食べ過ぎだけが胃もたれの原因ではないかもしれません。逆流性食道炎、胃潰瘍、胃ガンなどの病気が潜んでいる可能性もあります。食欲がない期間が続いている、体重が大幅に減ったなどの症状があれば、無理をせず早めに内科や消化器科を受診してください。
不快な胃もたれは、食生活や生活習慣を見直すことで予防することができます。ここでは、日頃から意識しておきたい胃もたれ予防法について紹介します。
食べ過ぎると消化に時間がかかるため、胃に大きな負担をかけることになります。食事は腹八分目までに抑える習慣をつけるようにしましょう。「胃の調子があまり良くないな」と感じるときは、お肉や脂っこい食事は控えて、消化の良いものを食べるようにしましょう。
よく噛んで食べることは、消化の助けになります。また満腹中枢を刺激するので、食べ過ぎ防止にも効果的ですよ。ゆっくり時間をかけて、よく噛んで食事を楽しみましょう。
お酒の飲み過ぎや喫煙は、胃粘膜の働きを悪くするので控えめにしましょう。お酒を飲むときは、チェイサーとしてお水も一緒に飲むことで、胃にかかる負担を軽減させることが期待できます。
胃もたれになると、日常生活にまで影響が出ることもありますよね。そんなツライ胃もたれを、少しでも解消させるための対処法を紹介します。
胃もたれ中の水分補給は、なるべく胃に負担をかけないノンカフェインの飲み物がおすすめです。ノンカフェインであっても、炭酸水や酸味が強いオレンジジュースなどは刺激になるので避けましょう。また冷たい飲み物は症状を悪化させることがあるので、人肌程度に温めた飲み物を飲むようにしてくださいね。
湯船にお湯を張って、ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで副交感神経が活発になります。副交感神経が働くことで胃酸の分泌が促されるので、胃もたれ解消に効果が期待できますよ。ただし、食後すぐの入浴は逆効果です。食事をしてから2~3時間空けて、ゆっくり入浴するようにしましょう。
人間の体は、寒いと動きが鈍くなりますよね。胃も同じで、冷やすと活動が鈍くなってしまいます。腹巻や湯たんぽなどのグッズを使って、体を冷やさないようにしましょう。夏場のクーラーも大敵です。血流を良くして、胃の活動をサポートしましょう。
胃の不調を和らげるためには、何を食べるかも重要になります。ここでは、胃もたれを改善させる効果がある食材と、胃もたれしているときは避けたい食材について紹介します。
まずは、胃もたれの症状を和らげる、胃に優しい食材の例を挙げます。
・おかゆ、うどん
・じゃがいも、青菜、トマト、カボチャ(食物繊維が少ない野菜)
・バナナ、リンゴ、桃
・ささみ、鶏ムネ肉、脂の少ない白身魚
・豆腐、納豆 など
ツライ症状があるときは、消化しやすい食材を選んで胃を休めるようにしましょう。調理するときは食材を小さめにカットし、なるべく油を使わず、やわらかく煮るようにすると、より◎です!
次に、胃もたれになりやすく、胃もたれしているときは避けたい食材の例を挙げます。
・チャーハン、中華麺、そば
・ごぼう、タケノコ、セロリ、キノコ類(食物繊維が多い野菜)
・グレープフルーツ、冷たいデザート
・バラ肉、ロース肉、イカ、タコ、うなぎ
・お菓子、カフェイン、香辛料、油っこいもの など
刺激が強いもの、消化に時間がかかるものは胃もたれの原因になります。特に体調が優れないときや、消化が弱っていると感じるときは、できるだけ控えるようにしましょう。
いかがでしたか?
外食が続く場合でも、予防を心がけたり、胃に優しい食材を選んでオーダーしたりすることで、食後にくる胃もたれの症状を和らげることができるようになります。
しかしあまりにも症状が長引く場合は、ただの胃もたれではなく、別の病気が潜んでいる場合もあります。無理せず、早めに病院で受診するようにしてくださいね。