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「飲み会を断ってしまって申し訳ない」「なんとなく気まずくなってしまった」という経験がある人も、多いのではないでしょうか。しかし、上手に断るテクニックを身に付ければ、相手を嫌な気分にさせずに、後ろめたさを感じることなく自分の気持ちを伝えることができるようになりますよ。
今回は、飲み会の上手な断り方やNGな断り方などについて紹介します。
「断る」ということに、マイナスな気持ちを持ってしまう人も少なくありません。しかし、断ることは決して悪いことではなく、お互いを理解し合うきっかけにすることもできるのです。まずは、断るという行動のイメージを変えてみましょう。
たとえば、タバコが苦手なことが理由で飲み会に参加したくない場合は、素直に「タバコが苦手なので、飲み会の席も苦手なんです」と伝えると「そしたら、禁煙席のお店にしようか?」と言ってもらえるかもしれません。このように、うまく相手と交渉できるようになれば、ビジネスシーンでも活かせそうですよね。
「断る=拒絶」ではなく、大切なのは断り方です。我慢して相手に合わせ続けてしまうと、ストレスを感じたり、逆に相手との関係が悪くなったりしてしまう可能性があります。相手を拒絶するような断り方ではなく、自分の意見を相手に伝えることを意識すると良いでしょう。
上手に断ることができれば、逆に相手からプラスの印象を持ってもらえる可能性もあります。それでは、飲み会を上手に断るポイントをチェックしてみましょう。
まずは、誘ってもらったことに対してお礼を言いましょう。最初に「その日は行けません」と言うのではなく、まず「お誘い頂きありがとうございます」と伝える方が、相手は“拒否された”と感じにくくなります。
「タバコが苦手」「本当に先約が入っている」など、明確な理由がある場合ははっきり伝えましょう。「子どもが小さいので夜は難しいですが、ランチはぜひ誘ってください」など、代案が伝えられればさらに良いですね。
飲み会を断る理由は、無理に言う必要はありません。特に、ウソの理由で断ってしまうと、万が一ウソがバレた時に信用を失ってしまう可能性があります。言い訳を考えたりせず「すみませんが、参加できません」とシンプルに伝えるだけでも大丈夫ですよ。
最後に「また誘ってください」と伝えると、誘った人も悪い気にはなりません。断る言葉はどうしてもネガティブになりがちですが、会話の終わりに「また誘ってください」と伝えることでポジティブな印象を残すことができますよ。
上手な断り方を紹介しましたが、残念な印象を与えてしまうNGな断り方もあります。ここではマイナスなイメージを与えてしまう断り方を紹介するので、以下のポイントには注意してくださいね。
「行けたら行きます」「スケジュールを見て、改めてお返事します」など、あいまいな返事や、返事を先延ばしにする答えはあまり良くありません。また、はっきり答えずにいると予約人数などが確定できないので、幹事にも迷惑がかかってしまいます。何度もやり取りをする手間もかけさせてしまうので、本当に予定が分からない状況でなければ早く返事をしましょう。
「体調が悪くて参加できません」と言って断ったのに他の飲み会に参加したり、「その日は残業で…」と言いながら早く帰っていたりと、バレるウソをつくのはやめましょう。辻褄が合わない行動をしていると、周囲からの信用を失ってしまいます。すぐ分かるようなウソをついて断るくらいなら、特に理由を言わずシンプルに「参加できません」と伝える方がずっと良いですよ。
ドタキャンで飲み会を欠席するのもNGです。当日になってキャンセルしてしまうと、お店などによってはキャンセル料が発生することも。幹事や他の参加者からの印象も良くないので、参加しないのであれば事前に伝えておくようにしましょう。
自分の中で、飲み会に参加する・しないの基準を決めておくと、線引きの役に立つかもしれませんよ。「飲み会は苦手」という人もいるかもしれませんが、参加することによって信頼関係が深くなったり、人脈が広がったりするメリットもあります。「お互いに理解し合って、良い関係を築くチャンス!」と捉えれば、ストレスを少なくすることができるでしょう。「少人数の飲み会なら参加しよう」など、自分なりに基準を決めてみてはいかがでしょうか。
気乗りしない飲み会に、無理に参加する必要はありません。断ることは決して悪いことではないので、相手も自分も嫌な気持ちにならないような上手な断り方で、良い人間関係を築きたいですね。