年中無休 お電話での受付時間 10:00~19:00072-200-2829
会食後や食事をご馳走になったときは、後できちんとお礼を伝えるのが大人のマナーです。
今回は、飲み会でお世話になった人や上司に送る「お礼メール」の基本的なマナーや、好感度をさらにアップするためのコツなどを紹介します。
社会人として、飲み会でお世話になった人には「社内メンバーだからいいや」などと思わず、礼儀正しい対応を心がけるのが社会人としての常識です。
まずは、飲み会のお礼メールを送るときの基本マナーをチェックしてみましょう。
上司や先輩などと一緒に食事に行ったときは、おごってもらったかどうかは関係なく、できるだけ早くお礼メールを送るようにしましょう。忙しい中、自分のために時間を作ってくれたという心遣いに感謝を伝えることが大切なのです。
メールは早めに送る方が良いのですが、解散が夜遅くなってしまったときは次の日の朝に送るのがベター。親しい相手先や上司、同僚ならば良いかもしれませんが、ビジネス上の付き合いであれば、相手のプライベートのことも考えて深夜に送るのはやめておきましょう。
「はやくお礼メールを送らないと!」と急いでいると、誤字脱字や敬語の使い方を間違った文面で送信してしまうかもしれません。また、飲み会で仲が深まったからといって、突然馴れ馴れしいメールを送るのもNG。相手との関係性にもよりますが、ビジネス上の付き合いでは程よい距離感も大切です。ケアレスミスなどに注意して、きちんと感謝の気持ちが伝わるように丁寧なメールを送りましょう。
長すぎるお礼メールは、受け取る相手が迷惑に感じてしまう可能性があります。長いメールは読むのが大変なので後回しにされたり、「長文なのに内容が薄っぺらいな…」と思われたりすることも。お礼をきちんと伝えつつ、読みやすい簡潔な文章を心がけましょう。
お礼メールの文章で好感度をアップさせるには、どんな内容で書いたらいいのでしょうか?定型文のような内容では味気ないので、自分なりに思ったことや感じたことを自分の言葉で表現したいですね。
ここでは、「また飲み会に誘いたいな」「これからも面倒を見てあげたいな」と思われるようなお礼メールにするためのヒントを紹介します。
飲み会で上司や先輩から相談にのってもらったときは、そのときもらった助言に対するお礼も伝えるようにしましょう。「アドバイスを受けて、今後このようにしていきたいと思います」「1日でも早く、会社に貢献できるよう努力いたします」というような、前向きな気持ちを伝えるとさらに好印象。上司や先輩が伝えたことを素直に受け取って、実践してくれる後輩というのは可愛がられるものですよ。
目上の人が食事に連れて行ってくれたときは、そのお店の感想を書くのもおすすめです。料理の味や内容だけでなく、お店の雰囲気や接客など、自分の印象に残っているポイントについて書くようにするといいでしょう。
「行きつけの素敵なお店を紹介して頂き、ありがとうございました」「〇〇さんおすすめの料理が、すごく美味しくて驚きました」など、素直な感想を伝えてみてくださいね。ただし、オーバーに書きすぎるとお世辞だと思われる可能性があるので、大げさな表現になりすぎないように注意しましょう。
飲み会の席で、上司や先輩から仕事に関する考え方や目標などを聞いたときには、そのことをメールの内容に盛り込んでみましょう。「○○部長の若手時代のお話しを伺うことができて、とても勉強になりました」「お話を伺って、今後のキャリアプランがさらに明確になりました」など、印象に残った話にふれてみてくださいね。
また、食事中の上司の振る舞いや気遣いなどをみて、勉強になったことを伝えるのも良いでしょう。
「お礼メールを送ったから、これで大丈夫!」というわけではありません。できるビジネスマンは、飲み会で学んだことや得た情報を仕事に活かせるように努力します。しっかり成果を出している後輩の姿を見ると、上司や先輩は「あの時、飲みに連れて行ってあげて良かったな」と思うのです。お礼メールはゴールではなく、次につなげるためのきっかけだと考えるようにしましょう。
気持ちが伝わるお礼メールが送られてくると「誘ってよかったな」「これからも面倒を見てあげたいな」と思うものです。会話の流れや印象に残った場面などを思い出しながら、オリジナリティのあるメールを送りたいですね。
飲み会などでご馳走になったあとは、きちんとお礼メールを送る習慣を身に付けて、信頼されるビジネスマンを目指しましょう!