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今まで自粛されていた食事会や飲み会なども、少しずつ再開の動きが見られています。
「久しぶりに職場の飲み会の予定が入った!」と楽しみにしている人もいるかもしれません。
しかし、相手を喜ばせようとして出た言動がセクハラだと受け取られてしまう可能性もあるので、浮かれすぎは禁物。
久しぶりの飲み会に参加する前に、セクハラに該当してしまう言動を改めてチェックしておきましょう。
下ネタ発言は、セクハラと見なされます。
「みんなが笑ってくれるから」「盛り上がるから」と思っていても、周囲は気を遣って笑っているだけだったり、「本当は聞きたくない」と思っていたりすることもあるでしょう。
わざと聞こえるように下ネタを話して、チラチラと相手の反応を見るのもNG。
「もしかして、生理中だからイライラしてる?」という発言をしたり、男同士でも無理矢理風俗店に誘ったりするなど、相手への配慮がなさすぎる言動もドン引きされます。
「何を話していいか分からないから」と、下ネタやデリカシーがない発言を繰り返すのは、周囲を不快にさせるので絶対にやめましょう。
いい年の大人がまるで小学生男子のような言動をしているのは、周りから見てとても恥ずかしいものです。
相手の体を触ったり過剰に近づいたりするのは、明らかなセクハラ行為です。
冗談だったとしても、腰に手を回したり太ももを触ったりするのはセクハラになります。
他にも肩に手をおく、頭をポンポンとする、髪を触る、わざと手に触れるなどもアウト。
直接触ることがなくても顔を近づけたり、用もないのに相手の顔をジロジロ見たりするのもやめましょう。
女性が客先について接待を行う飲食店などに通い慣れていると、職場の飲み会でも女性への距離感が近くなってしまったり、馴れ馴れしく接してしまったりするケースもあるかもしれません。
しかし職場での飲み会では、たとえジョークであってもセクハラと認定されてしまいます。
他人との距離感はきちんと保てているのか、自分の行動を振り返ってみましょう。
職場などの飲み会で、プライベートすぎる質問をするのもセクハラです。
異性経験に関することや夜の生活のこと、彼氏・彼女の有無などは、仕事上の付き合いでしかない人に話す必要はありません。
子どもの予定について尋ねるのも、相手を不快にさせることがあるでしょう。
業務上確認する必要がないのであれば、年齢を尋ねるのも控えるのがベター。
相手との関係性をふまえて、余計なお世話にならないような会話を心がけましょう。
飲み会中にトイレの前で待ち伏せしたり、「帰り道が一緒の方向だから」と同じタクシーに乗り込んだりすると、相手は恐怖を感じてしまいます。
興味がない人からの待ち伏せ行為は、迷惑以外の何ものでもありません。
帰宅時に後をつけるのも立派なストーカーなので、どんな事情があっても絶対にNGです。
相手と話したいのであれば、待ち伏せなどの小癪な手段は使わず、同僚や他の人たちがいる前で堂々と話しかけるようにしましょう。
「もうオバサンだね」「若い子からお酌してもらうと、お酒が美味しい」など、相手の年齢に対する発言はセクハラになります。
また「胸が大きいね」「最近キレイになったね」など、褒め言葉のつもりだったとしても体型や容姿への発言はセクハラだと受け取られかねません。
「更年期だからイライラしてるんじゃない?」「オカマっぽいよね」なども、もちろんNGです。
「男のくせに根性がない」「女のくせに生意気」といった、性別による差別になりかねない発言もセクハラになり得ます。
年齢や容姿については、極力話題にしない方がいいでしょう。
取引先の人や職場の同僚などを、食事やデートにしつこく誘うのもやめましょう。
「今度2人で飲みに行こう」「旅費は出すから温泉旅行に行こう」といった誘いを、しつこくするのはセクハラです。
上下関係がある場合は、さらにタチが悪いと言えます。
「いつも笑顔で接してくれるから」「軽いボディタッチしても嫌がられなかった」と思っていても、実際は上司に逆らうことができないだけだったり、職場での関係がギクシャクしないために相手が我慢したりしている可能性も。
特に興味がない人からの誘いは、ただの迷惑です。
「相手も好意を持ってくれているかも?」と勘違いして、しつこくアプローチしてはいけません。
「良かれと思って…」「仲良くなりたいから…」という気持ちから出た言動も、セクハラに該当する可能性があります。
悪気なく相手に不快な思いをさせている可能性もあるので、男性も女性も今一度、自分の行動を振り返ってみてはいかがでしょうか?
飲み会やパーティーなどの席では、お互いに気持ちが良いコミュニケーションを心がけたいですね♪