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ストレスと飲酒時の酔い方には、深い関係があります。
せっかくお酒を飲むなら、楽しい時間を過ごしたいですよね。
今回はストレスとお酒の関係や、ストレスが原因の悪酔い対策について紹介します。
「ストレスが溜まっていると酔いやすくなる」という話を聞いたことがある人もいるでしょう。
「ただの迷信じゃないの?」と思っている人もいるかもしれませんが、実は本当の話なのです。
ストレスを強く感じているほど代謝機能が低下するとされ、普段はお酒に自信がある人でも悪酔い・二日酔いになりやすいと言われています。
悪酔いの症状は、主に頭痛や吐き気、胃もたれ、胃痛、気分の落ち込みなどです。
ストレスが溜まっている自覚がある人は、飲酒量を調整するようにしましょう。
「アルコールの力でストレスを発散させたい!」という人もいるかもしれませんが、そもそもお酒でストレスは解消できないと言われています。
適量のアルコールを摂取すると緊張がほぐれたり、気分が良くなったりするでしょう。
しかし飲酒でリラックスできるのは一時的なもので、楽しい気分はあまり長続きしません。
また飲酒する期間が長くなると、うつ病などの精神疾患を招くリスクが高くなると言われています。
お酒を飲み過ぎた後の二日酔いは体調が悪くなるだけでなく、不安感を増長させてしまうので、結果的によりストレスを感じてしまう可能性も。
ストレスによって飲酒量が増加するのは大変危険です。
不安やイライラなどを紛らわすために飲酒を続けていると、体にアルコールの耐性ができてしまい、お酒の量が増えてしまうという悪循環に陥る可能性があります。
適量であったとしても長期的に毎日飲み続けていると、アルコール依存症を引き起こしてしまうことも。
お酒の量が増えてしまうと、肝機能の低下や生活習慣病といった病気のリスクが高くなります。
さらに大量の飲酒はうつ病やパニック障害などの不安障害を引き起こす可能性があるほか、衝動的な行動を取りやすくなってしまい、自殺のリスクを高めてしまうことも指摘されています。
ストレスを飲酒で紛らわそうとすることが、かえって逆効果になってしまい、健康に大きな悪影響を与えてしまうかもしれません。
ほどよい飲酒は気持ちをリラックスさせてくれますが、ストレスによって長期間にわたって飲酒を続けたり、お酒の量が増えたりするのは大変危険です。
ストレスが原因の悪酔いは、どのように対策すれば良いのでしょうか?
ストレスは、飲酒以外の方法で発散するようにしましょう。
ストレス発散には、ランニングや水泳などの有酸素運動が効果的であることが科学的にも証明されてきます。
さらに有酸素運動をする習慣がある人は、ストレスに対する抵抗力が身に付くということも判明しています。
やりすぎは逆効果と言われていますが、ぜひ軽く息が上がる程度の運動習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか?
お酒の飲み方を変えるのも、悪酔い対策として効果的です。
たとえば、ジュースのように甘いお酒やカクテルなどは飲みやすいため、つい適量を超えてしまうこともあるでしょう。
甘いお酒には糖質が多く含まれており、カロリーも高いものが多いので、飲み過ぎは禁物です。
一方で焼酎やウイスキー、ウォッカなどの蒸留酒は、二日酔いしにくいと言われています。
お酒の種類を蒸留酒に変え、水や炭酸水などで割って飲むことで悪酔いしにくくなるかもしれません。
また飲酒時に水を一緒に飲むことで、二日酔いや脱水症状などの対策になります。
さらにお酒を飲んだ後は、寝る前にコップ1~2杯程度の水を飲むと、体内でアルコールがスムーズに分解されやすくなるといわれていますよ。
お酒を飲む日が続いている場合は、しばらくお酒を飲まない期間を作って飲み方をリセットするのもおすすめです。
少しの間お酒と距離を置くことで、疲れた肝臓を休めることができるでしょう。
また飲まない期間を過ごす中で、飲酒以外のリラックス方法を見つけることができるかもしれません。
友人と会うのは居酒屋ではなくランチにするなど、少しの工夫で無理なく飲酒量を減らすことができるはずですよ。
ストレスを抱えている時に1人でお酒を飲むと、つい飲み過ぎてしまうことも。
1人で考え事をしながら飲むと不安が大きくなったり、嫌な気持ちになったりしてしまい、それらのモヤモヤを紛らわせるために、飲酒量が増えやすくなってしまうのです。
1人で飲むのが習慣になると、アルコール依存症になるリスクも高くなります。
友人と話しながら楽しくお酒を飲むことで良い気分転換になり、心もスッキリするはずですよ。
「お酒の力を借りてストレスを発散させている」という人もいるかもしれませんが、長期間の飲酒と飲酒量の増加にはくれぐれも注意が必要です。
お酒に頼りやすい人はジョギングなどの運動を習慣化させたり、1人では飲まないなどのルールを作ったりするのがおすすめです。
飲み会や宴会、パーティーなどでも自分の適量を守り、上手にアルコールと付き合っていきましょう♪