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その人の魅力をさらに引き立ててくれる”香り”。
日頃から香水をまとっている人も多いかもしれませんが、パーティーなどで人が多く集まる場所や飲食をする場面では気を付けたいポイントも。
今回は、食事の場で気を付けたい香りのマナーについて紹介します。
香水の種類は大きく分けて、パルファン、オードパルファン、オードトワレ、オーデコロンの4つに分類されます。
まずは、それぞれの種類の特徴についてチェックしてみましょう。
パルファンは香水の中で最も香りが強く、持続時間も5~7時間と長いのが特徴です。
少量でも濃厚な香りを長時間楽しめますが、日本では取り扱いが少ないので購入できるお店が限定されています。
オードパルファンは、パルファンに近い濃度で持続時間は4~6時間程度です。
パルファンよりリーズナブルな価格のものが多く、濃厚すぎず、きちんと香ります。
「しっかりした香りを楽しみたい」「出先で何度も付け直すのは面倒」という人におすすめですよ。
ほのかな香りが楽しめるオードトワレは、日常使いしたい人や香水初心者にもおすすめ。
持続時間は3~5時間ほどで、カジュアルに香水を楽しめるでしょう。
オーデコロンは、香水の中で最もライトなタイプです。
持続時間は1~2時間ほどで、もし付けすぎてしまっても強い香りが残りにくいのが特徴。
「強い香水は苦手だけど、良い香りでリフレッシュしたい」「寝る前につける香水が欲しい」という人にぴったりでしょう。
パーティーや食事会などの飲食をする場面では、香りのまとい方にも配慮するのが大人のマナーです。
ここでは、食事をする際に気をつけたい香水マナーについて紹介します。
食事をする場面では、香水の量を控えめにしましょう。
同じ香水を使っていると香りに慣れてしまうため、1〜2プッシュくらいだと物足りなく感じてしまうかもしれません。
しかし周囲には十分香っているケースが多いので、「ちょっと足りないかな?」と思う程度にしておくのがおすすめです。
香りの強さに不安がある場合は、家族や親しい友達などに確認してみてくださいね。
パーティーや会食に参加するときは、下半身に香水をつけるのがおすすめです。
「普段、香水は手首や耳の後ろあたりにつけている」という人も多いかもしれませんが、手首や首筋などの太い血管が通っている場所や上半身につけると、強く香りすぎてしまうことも。
ヒザ裏や太もも、足首などにつけると、ふんわりと優しく香らせることができるでしょう。
食事の場では香りを控えめにするのがマナーなので、香水をつける場所にも気をつけたいですね。
パーティーなどでまとう香水の種類は、オードパルファンやオードトワレがおすすめです。
この2つは濃厚すぎない華やかな香りが楽しめて、持続性もあります。
ただし、香水の分類は薬機法などで定められているものではなく、各メーカーが独自に呼び分けています。
そのため、同じ「オードトワレ」に分類されるものでも、各メーカーのアイテムによって濃度や持続時間が異なるということを覚えておきましょう。
香水は、パーティー会場に入る30分前にはつけておきたいところ。
香水はつけてからずっと同じ香りが続くのではなく、トップノート、ミドルノート、ラストノートと、時間の経過とともに変化していきます。
最初の10〜30分程度持続するトップノートは、香りが強く感じられるのが特徴です。
1時間〜2時間ほど続くミドルノートは香水の主役となる部分で、特にバランスの良い香りが楽しめます。
そして2時間〜3時間ほどでラストノートが香るので、主役であるミドルノートを香らせるには、人に会う30分前くらいに香水をまとっておくのがおすすめです。
予定している食事が日本食の場合には、香水の使用を控えるようにしましょう。
素材を大切にする日本食は、繊細な味や香りを含めて楽しむもの。
そのため香水をつけていると食事を十分に楽しめないだけでなく、周囲の人にも迷惑をかけてしまうのです。
「香水やコロンをつけた人の入店はお断り」としているお店もあるので、注意しておきましょう。
二次会でバーなどに移動する場合は、食後のメイク直しのタイミングに香水をつけるようにするとスマートですね。
香水は相手に好印象を与えたり、自分に自信をもたらしたりしてくれるもの。
パーティーや会食の場では香りのマナーにも配慮することで、その人の魅力を最大限に引き出してくれるはずですよ。
香水の量だけでなく、種類や付ける場所、タイミングなども意識して、ワンランク上のオシャレを身にまといましょう♪