感謝を伝える「謝恩会」を成功させよう！

「謝恩会」に参加したことがある人は多いかと思いますが、あまり頻繁に出席する機会がないので、企画や運営を任されたときに戸惑うこともあると思います。

この記事では、謝恩会を企画する上で知っておきたいポイントやマナー、会場選びなど、謝恩会を成功させるために欠かせない情報をお伝えします！

「謝恩会」をよく理解して計画する

「謝恩会」についてしっかり理解して計画することが、会の成功につながると言っても過言ではないでしょう。ここでは謝恩会をする意味や、催す時期、内容などについて紹介します。

そもそも謝恩会をする意味とは？

謝恩会とは、お世話になった恩師に感謝を伝えるための会です。そのため、普通は学生や生徒、その保護者などが教職員を招待し、会を催します。

今までの感謝の気持ちを伝える場なので、くれぐれも失礼がないように企画・運営をするようにしましょう。

いつ開催される？

謝恩会が開催される日は、卒園式・卒業式の当日や後日が一般的です。卒園児・卒業生の保護者や卒業生自身が主催する場合は、招待する教職員に予定を伺い、パーティーを開く日時を決定しましょう。

どんなプログラムで行われる？

謝恩会のプログラムは、幼稚園や保育園、小・中学校、高校、大学、専門学校などの世代によって若干異なりますが、以下のような流れになることが多いです。

1．開会の挨拶
2．教職員代表の挨拶
3．乾杯の挨拶
4．歓談
5．卒業生代表の挨拶
6．記念品などの贈呈
7．教職員の挨拶
8．閉会の挨拶

この基本的な流れの中に、世代に合わせて「卒園児たちからダンスの出し物」「簡単なゲームなどの余興」「思い出のスライドショー上映」などを加えると、さらに良い謝恩会になるでしょう。最後に集合写真を撮ると、思い出を形に残すこともできますよ♪

招待状を送るときに気をつけたいマナー

招待状にも感謝の気持ちを込めることが大切です。先生方に失礼がない書き方を心がけましょう。

招待状の書き方は、頭語と結言、時候の挨拶などを含めながら、ビジネス文書を参考にすると、受け取り側に丁寧な印象を与えることができます。謝恩会の日時や場所などの情報も記載し、会場までの地図も入れておくとより親切です。予定が決まったら、できるだけ早めに招待状で案内を送るようにしましょう。

また無地の便せんや封筒ではなく、華やかなデザインのものを選んだりすると、先生方にきっと喜んでもらえるはずですよ。出欠返信用のハガキなども、忘れずに同封しておきましょう。

謝恩会でよく選ばれている会場

謝恩会を成功させるためには、場所選びも重要なポイントになります。学校や年度によって会場や謝恩会の規模は異なりますが、会場選びに迷ったときの参考にしてみてくださいね。

ホテル

謝恩会の会場といえば、まず思い浮かべる人が多い場所がホテルでしょう。華やかで厳かな雰囲気を演出できるため例年人気が高く、感謝の気持ちを伝えるにはピッタリの会場です。比較的に参加費がお高めになる傾向があります。また卒業シーズンは、学校の近くのホテル会場は予約が早く埋まってしまうことも。日程が決まったら、できるだけ早く会場を手配するようにしましょう。

レストラン

少しカジュアルでアットホームな雰囲気の謝恩会には、レストランがオススメです。規模にもよりますが、レストランを貸し切りにすればプライベートな空間を演出できますよ。「夜景が見える」「美しい庭園が人気」などのロケーションや、料理の美味しさにこだわれば、謝恩会も一層盛り上がるでしょう。

学校内

学校内の体育館や多目的ホール、食堂などで謝恩会をすることもできます。「でもみんな豪華な料理を期待しているから、学校だと無理では…？」と思われるかもしれませんが、その問題はケータリングで解決できます！ケータリングサービスを利用すれば、準備や後片付けまでプロにお任せすることができます。ホテルに負けないくらい美しく盛り付けられた料理は目でも楽しめるうえに、温かい状態で提供されるので、先生方からの満足度も高いでしょう。

学校内であれば、卒業式当日に謝恩会があっても移動がラクというメリットがあります。企画する人にも下見やリハーサルが容易で、また使い慣れた機材を使うことができるため、プロジェクターを使ったムービー上映などもミスなく安心してできるでしょう。

今までお世話になった学び舎を謝恩会仕様にセッティングすることで、これまでの思い出を懐かしく振り返りながら、改めて恩師に感謝を伝える良いキッカケになるはずですよ♪

いかがでしたか？
謝恩会は、今までお世話になってきた先生方に感謝の気持ちを伝えるための会です。ポイントを抑えながら、失礼のない企画・運営を心がけましょう。以前謝恩会を企画したり、参加したりした先輩ママや、学校の先輩などに、謝恩会の思い出や失敗談などを教えてもらうのもオススメです。
スマートな振る舞いで、恩師に感謝を伝えましょう♪