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座席が指定されておらず、自由に立って飲食を楽しみながら、いろんな人とコミュニケーションがとれる立食パーティー。普段なかなか話す機会がない人とも交流できて、着席形式のパーティーより気軽な気持ちで参加できるというメリットがありますが、個人の振る舞いや周囲へのマナーが表に出る場でもあります。
この記事では、立食パーティーに出席するなら知っておきたいマナーを紹介します。スマートな振る舞いで、交友関係を広げましょう!
立食パーティーでは基本的に立って飲食をするので、大きな荷物や重い荷物は移動の邪魔になり、疲れてしまう原因にもなります。それだけではなく、荷物が他人にぶつかって料理やドリンクをこぼさせてしまったり、相手の衣装を汚したりしてしまう可能性もあります。
会場に持ち込むものは貴重品や名刺、ハンカチなど最小限にして、他の手荷物は受付のクロークに預けるようにしましょう。
会場に入ると美味しそうな料理がたくさん並んでいますが、まずは食事ではなく、主催者への挨拶を欠かさないようにしましょう。「本日はお招きいただき、ありがとうございます」など、簡単な一言だけでも相手に丁寧な印象を与えることができます。
主催者が忙しそうにしていたり、他の人と話が盛り上がっていたりする場合は、先に食事をしていてもOKです。しかしタイミングを見て、必ず挨拶には行くようにしてくださいね。
立食パーティーは初対面の人にいきなり話しかけても失礼にならず、好意的に受け取ってもらえる絶好の機会です。また、積極的に声をかける姿勢は「意識して人脈を広げようとしているんだな」「前向きな人だな」と、相手にポジティブな印象を与えます。せっかくのチャンスなので、知り合いだけで固まらず、会場内を移動しながら色んな人と話してみましょう。
もし「あまり話が合わないかも」と感じたら、無理に話し続ける必要はありません。料理を取りに行くことで、自然にその場を離れられることも立食のメリットです。
パーティーで知り合った人と「はやく仲良くなりたい!」と思っても、はじめからプライベートな質問をするのはマナー違反です。パーソナルスペースも、人によって大きく異なります。相手が気分を害することがないように、会話の内容には配慮しましょう。
初対面なのに、会社の内部事情を聞こうとすることもNGです。また宗教・政治・野球については、ちょっとしたことで相手を怒らせてしまう話題になりかねないので、避けるようにしましょう。
立食パーティーは基本的に立って飲食しますが、移動しながら「食べ歩き」「飲み歩き」するのはマナー違反です。食事をするときは立ち止まった状態で楽しみ、口の中に何か入った状態で会場内を歩かないようにしましょう。
周囲から好印象を持ってもらうには、品がある、落ち着きのある仕草を意識することが大切です。
「どうしても人見知りしてしまう」「パーティーが苦手」という人は、適度にアルコールを飲むことで緊張感を和らげることができます。心と体の緊張がほぐれるので、初対面の人にも話しかけやすくなるでしょう。
しかし飲みすぎによって、気が大きくなって相手に失礼な態度をとったり、具合が悪くなったりしては本末転倒です。羽目を外しすぎない程度に飲み、新しい出会いのチャンスを広げましょう。
立って食事をするスタイルのパーティーでは、気を付けたい立ち位置があります。たとえば、料理が並んでいるテーブル付近はとても混雑します。その近くで食事をしていると、料理を取りたい人達の邪魔になってしまいます。また、出入り口付近も人の移動が多い場所なので、食事をするのは控えるようにしましょう。自分の料理を取り終えたら、立食テーブルが用意されている場所などに移動して、周囲の人との会話や食事を楽しんでくださいね。
立食の会場でも、立ちっぱなしで疲れてしまった人のために、イスが何脚か用意されていることがあります。もちろん誰でも使うことができますが、年配の方や体調が悪くなった人など、本当に利用したい人が座れなくなるので、疲れていないときは利用を控えましょう。
また立食パーティー中に、イスに座って食事をすることは慎むべき行為です。他の参加者は立って食事をしているので、会の雰囲気を乱す原因にもなります。イスがあるスペースは、あくまで休憩するための場所として利用しましょう。
いかがでしたか?自由に移動して食事や会話を楽しむことができる立食パーティーですが、マナーを心得ているかどうかで周囲から持たれる印象は大きく変わってきます。今回お伝えした最低限のマナーを抑えて、立食パーティーで有意義な時間を過ごしてくださいね♪